専門家(プロ)・一流・聖人(セイント)

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Lumiere Blanche でup準備中。シャッタカイトシリカ&ラディアンスジャスパー。

もう何年か前のことになる。娘の習い事の発表会が近くなり、通し稽古やリハーサル、衣装合わせ、ゲネプロなどなど、日が進むにつれて不定期な練習の日程が増え、時間もまちまちで夜遅い日もあり、さて親も送り出したり迎えに行ったり、食事や小腹対策など、日程を合わせて動くのが大変だと思っていたころ。我が家にとっては初めてだった発表会、実は当然のように母たちの仕事分担という話が来た。

私のような自営業者、それも背後に柱が無いので常に自身で柱を立てていなくてはならない身分だと、「突然の予定外の用事が入る。それも自分の意志に関係なく」というのが一番、実際的にも難しいし、心情的にも困惑する。今も親たちの力が支えています、という共同体的な学校に通いつつも、一年間の日程が先に決まっているような係を選び、手を上げている。そうでないと、急に「この日頼むわよ」といわれるとクリエイティブな仕事や瞑想的・波動的メンテナンスも含め、かなり仕事に影響されてしまうので、私のようなスタイルの仕事人には、相性がわるい。

ううむ。と、参加は義務という空気にあたまを悩ませていると、ツイートやブログで連絡事項や娘たちの動向を見ようと先生のウェブスペースを覗くたびに、次第にカリカリ、ピリピリされてきて、何かあったのでしょうけれども、教え子の母親を揶揄するような書き込みを目にした。うっすらショックを受けていると、母たちに向けて一斉にメールが送信された。

目を覚まして〜、心からの仕事をして〜 プロの仕事をして舞台を支えて〜 もうあと・・日しか無いんです、責任を持って仕事をして〜 うんぬん。。。「あれれ?」

長年、通っていて、何度も発表会に出ている方々はご存知だったのでしょうけれども、入ってから2年、一度もそういう話を聞かないまま、本番近くになった時に母たちが「プロの仕事」をして舞台を担うのだということを知り、本当にびっくりした。そして、更に先生の煽りはつづき、またウェブでのキリキリしたご様子も続いていって。

とてもクリエイティブなお仕事をされている先生なので、オリジナルですべてが構成されていて、舞台も細部までこだわりがあって、前回の(うちが入会する前の)舞台も素晴らしいものでしたが、こういう急激な事態が目の前に心の準備なくやってきて、私のような、やはりワンマンで長年(もう10年)仕事をしてきて、自分のペースやコンセプト、仕事の外周にある調整の時間やその周波数まで大事にしようと(ある意味死守しようと)している人間が、どうやって対処したと思いますか?

なんとか、合わせようかと考えたことも。入ったばかりの何も(普段の練習のことも)分からないお母さんでも、先生の煽りのメールに「はい!」と返事をして、期待に沿おうとされていた。・・・が、私は考えてしまい、とても同調できずに、最後まで自分のいつもの調子を貫き、そして同じく激化していたレッスンに「もういい」と言った娘の意志を確認し、母としての手伝いを殆どしないまま(恐らくひんしゅくを買ったことと思うけれど承知の上で)発表会を観客席で観覧し、笑顔で先生に挨拶し、その後退会希望を出したという流れ。

ヒーラー業を長くやっていると、当然ながら「批判することなかれ」は身について(自分が批判精神を内在させていたり人をジャッジするクセがあると、自分がされますからネ/苦笑)いるものの、何かおかしな事が起きているんじゃないかな、これでいいのかな?と、疑問を感じたのだった。。とても個性的で、良い意味で「マニアック」な表現活動をされているけれど、子供の習い事である限り、発表会の対象は親達や祖父母や親類縁者など。高い芸術性よりも、可愛く活躍する姿を見に来ている観客たち。けれど先生の拘りは深く、そのために自身を追い込んでいるので、とても苦しそうだった。

もちろんそれは「産みの苦しみ」であり、公演が済んだ時は感動と達成感に変るのだということは分かっている。手伝っている母親たちも、道のりが大変なだけに、そして我が子の奮闘と晴れ舞台に、感動する。けれど、観客も、子供を習わせている親たちも、先生の表現したい芸術性を理解出来ている訳でもない。出来ている人、ファンで親子で在籍している人も居るとは思うけれど・・・こういう事って本当に難しくて、幾らその分野で自分が自分を厳しく創作の怒濤の中へ追い込んだとしても、それを一緒に引き受けるつもりでそこに居る訳ではない人々を、「早く、貴方も飛び込みなさい。そして私を理解し、助けなさい」と言うことは、出来ないのではないかというのが、私の考え。

というより、それが芸術などの世界で通っていたとしても、エナジーワーカーの感覚からするとエネルギーバランスはよくない。相手から不当にエネルギーを奪うことになるのではないか。子供の健康や楽しみとして、習い事をさせているとくに姉妹グループの幾つかの、小さなお子様たちやその親たちは、その先生の「真剣さ」と「独自の世界観」に付き合わなくてはならないのは、通常の習い事と違い、少々ハードルが高い。。。

そして、日頃のお月謝は勿論のこと、発表会のためにかなりの額を親は支払い、衣装代もかなりの出費。そう・・あくまでも「子供の習い事」としての「対価」を、親は支払っている。けれども、見に来るのが身内や親族が殆どということもあって(恐らく)、公演が無料。だから、「プロの仕事をして舞台を支える」のが、母親たちという人員になる。という構図。通常の習い事であればもう少し複雑ではないのかもしれない。先生の表現者・創作者としての拘りが、質の高い舞台を作ろうという姿勢で燦然と輝いているのは分かるけれど、実際にそれを取り巻いている状況が、エネルギー的にはかみ合っていない。アンバランスなのだ。

だから、先生はいつもどこか不安で、カリカリしている。自分を繰り返し励ますような文面を常々、ブログやツイートに上げてらっしゃる。そういえば、発表会よりもずっと前から、それらを目にしていて私は、なぜそんなにも自己肯定を繰り返しウェブに刻まなくてはならないのかな・・と思っていた。きっと自分の中で自分を責める疑問符が、常に心に頭にあったからだろう。人間心理やエネルギーのバランスを自ずと常に読んでしまうのは職業柄で、こういう親が居るとやりづらいことと思う。申し訳ないけれど、丁重にお礼と感謝をお伝えして退会させて頂いた。

その流れの中で思ったのは、「芸術家は創作のためにピリピリすることがある」とそれまで考えて来たけれど、本当に一流の人はどうなんだろうかと。世間での評価という意味ではなく、密やかに知る人ぞ知る「一流」の作家や表現者って居るだろうと思う。そういう人は、発表の機会が迫って焦ったとしても、周囲の人に当たったりしないのではないかと。

エナジーワーカーとして・・どうすればエネルギーのバランスが取れるのかと、この時に考えていた。そこまで自分の芸術性を追求し、それを表現することを大事にするのならば、「〜教室」の発表会という感覚を完全に超越して、「劇団」であるという設定にして、公演に対するスポンサーを自らの努力で(自己表現のためなのだから)開拓し獲得し、その援助を得て、母親たちではなく仕事として請け負って動くスタッフを雇い、公演を有料にし、その成果を、日頃の大事な「お客」でありスポンサであるはずの親たちに、客席で見てもらう(その公演を手伝っている母達は本番を見れなかった事に私は驚いた)。そうすれば、先生はどこかでいつも自分を責めることなく、不安に苛まれて人に当たったり、ツイートで母親に当たったりすることもない筈。

とても素晴らしい感性をお持ちの先生で、先生自身も素敵な方なので、残念に思った。けれど世間ではエネルギーの仕組みまでは考えていないことが多いだろうから、こういったことも世の中の常であるのかもしれないけれど。仕組みに気づいて、バランスがとれるようにすれば、皆が気持ちよくその現実を共有出来る筈なのに。。。

専門分野を極めていくうちに、人間としての内面、引いては魂から自身に磨きをかけていくと「聖(ひじり」のような存在になるのだろうな。少し前のオリンピックシーズン、高橋大輔選手などに(お若いけれど)それを感じたりもした。アスリートもオリンピック選手ともなると、そういう方々はいらっしゃるのだろう。

そして・・・この時の思索は、ワンマン体勢でサロンとお店をやっている自分に本当に教訓として刺さった。「反面教師」とまでは言わない。素敵な先生でとても良い方だったから・・・ただ長年、自分の思想や感覚で、自分の肩に多くのものを載せて歩かなくてはならない環境が続くと、きっと見えなくなるのだろうと思う。「分かって(理解して)くれる」ことを当然の義務のようにして待ち受けてしまい、そうでない空気に不安になり、自分のやり方を責めてみるべきかという悩みが生まれる。私自身もこういうフラストレーションがこれまで、全く無かった訳ではない。それだけに、この先気をつけなくてはならないと思ったのだ。

15年ほど前は、とある学者の先生の秘書を3年間務めていた。とても優しい紳士で、一目見ただけで天才だという風情。凡人とは顔から滲む空気が違う。尊敬し、一生懸命仕事をしていた日々だった。穏やかで朗らかで、けれどその天才的な空気と業績だけに部下の先生たちは良い意味での怖れも抱いていて、基本、研究室はうまく行っていた。。。けれど、どこかに歪みがあった。特に現れていたのは、歴代の秘書たちとの関係。別に不倫だとか恋愛めいた話ではなく(笑)、男性的な序列が通っている研究室のトップにある教授が、弱い所を見せたり、当たったりするのはやはり、身近な女性たちなのだ。

私は比較的・・この性格ゆえに・・教授も察してそれなりに接してもらっていたため、秘書なのに「姫」という渾名が付いてしまい、教授の他の秘書たちのような「甘えや当たり」は殆ど無かった。けれど、先輩秘書さんや、アルバイトで入った女の子が何となくそんな空気で、ある意味母親のような、ある意味で奥さんのような、何となく濁ったような難しい揉め方を先生としていたり、疲れ果てて辞めて行ったりする姿を見ているのは、辛いものだった。そんな流れに飲まれて、私自身も疲れて辞めてしまった。

この時も思った。「たとえどんなに専門分野で自分が偉くても、自分を取り巻いている小さな輪の人々を巻き込んで嫌な気分にさせたりしてはいけない」と。きっと自分はいつか自由業(当時は研究者や作家になりたいと思っていた)に就くと思っていたから、「これは未来のための教訓」と心に刻んだ。。。まだ二十代前半のことだった。

最近読んだとあるチャネリング本に、書いてあった。。人に対して与え過ぎていたり、逆に人のエネルギーを使って自分が何かを得ていたりすると、ハートが「違う」「これではいけない」というサインを出してくるから、心が痛んだり、どこか苛まれたりする。エネルギーバランスのあり方は、ちゃんと自分自身の中から見えて来る筈なのだ。バランスが取れていれば、いつもスッキリしていて、何かに対して何かで置き換えたり、どこかの穴を何かで埋めたりする必要もなく、必要な要素が必要なだけ揃い、気持ちよく現実世界で表現されていくはずなのだ。

大分前の出来事だけれど、いつか書きたいと思っていて。。。

ヒーラーも、まずは専門家として看板を上げてプロとして仕事をしていく責任感や質を持つことは当然だけれど、その先、心や精神を磨きつづけ、透明な水晶球のような境地、やがてはセイントの境涯を、目指していく道のりであることを、実感したり思索したりする。何も人に一切迷惑を掛けてはいけないという意味ではなく、自分の醜いところや弱いところを見せるのだって時には良いと思うけれど、何しろそうしてアウトプットしたエナジーは必ず自分に戻ることをエナジーワーカーは知っているものだから(笑)・・・・・透明な球を、やはり目指していくのだろうと思うのであ〜る。

love and grace,


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by energyandcrystal | 2015-02-03 17:57 | エネルギーの処方箋


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